2023年、『龍神ニッポン』こと全日本代表男子バレーチームは
頂点を目指す勢いが止まりません。6月のネーションズリーグ(VNL)では
銅メダルを獲得し、世界大会でのメダル獲得は実に46年ぶりとなります。
フィジカル頼りと言われるバレーボールは、超絶技巧とも言うべきトリッキープレーの
連続で「大きな敵」をも打ち負かし、勝負は予測不能。
つい先日(10月7日)に、パリ5輪予選で見事に出場の切符を獲得した際は
多くの応援者の心を掴んだに違いありません。
<今年もPTAバレーボール大会を開催!>
そんなバレー界が熱い中、2023年9月、多摩区PTA協議会が主催する
バレーボール大会を開催しました。
今年も前年度に習い、大会準備は対面でのミーティングを極力控え、
主にLINEを中心に実行委員(担当校)と協働ですすめていきました。
去年と大きく異なる点と言えば、やはり新型コロナウィルス感染症が
5月に「5類感染症」になったことにあります。
とはいえ、コロナ禍の影響で部活動も4月まで自粛していたチームもあり、
令和元年までやっていたような、本来のママさんバレーボール大会のルールに則って
チーム構成することは難しいため今年も前年度と同様、他校のチームとの
親睦を目的とした大会をコンセプトとし、ルールと大会当日のプログラムを考案しました。
<「多様性」を受け容れ、複雑化するルール>
今年は「特別ルール」として、男性は後衛のみ参加可、OGさんの参加、小学校・中学校での合同チームでの参加も可とし、審判は参加チームで行い、試合はリーグ方式(3セットマッチ)で行いました。また、昨年より一層「親睦大会」感を出すため、チーム内でMVPを選出していただき、表彰するというプログラムも設けました。
大会当日はやはり昨年度よりも大会の応援者が増えたように感じます。
今年の優勝校は東菅小学校で2年連続優勝となりました。また、準優勝は南菅小学校。
3位は枡形中学校です。おめでとうございます!
審判の経験も少ないながら主審・副審を引き受けて下さったこと、大会当日の設営の際にセッティングが不慣れなメンバーをOGさんが支えてくれたこと、また、多様性を受け容れて複雑化するルールの中、大会当日まで全チームを取りまとめて下さった担当校さん等のおかげで大会を無事に終えることができたこと、心から感謝致します。
チーム内MVP者の発表後に回収した推薦書には、
「ケガをしながらもよく走ってボールを追ってくれた。」、「明るくチームをまとめサーブポイントを取り、盛り上げてくれた」、「PTAバレー、19年おつかれさま!」・・・等など、ナイスプレーを称えたり、メンバーへの感謝の気持ちや、長年頑張ってきたメンバーを労うコメント等が多く、大会を振り返って仲間を想う「思いやりの心」が感じられ、これぞバレーボールをやることの醍醐味かなと感じました。
【PTAバレーも「強く、気高く、しなやかに・・・」】
多摩区PTAのバレーボールチームは、本当は現役PTAの女性のみで真剣勝負がしたい気持ちがありつつも男性やOGさんの力を借りないと出場できないチームもまだまだあり、競技人口が足りていない状況は続いています。また、今年度より自主運営にて市のバレーボール大会も開催することが決定しています。
本来、ママさんバレーボールは経験・未経験問わずのアマチュアスポーツであり、健康維持と増強のための生涯スポーツという側面と女性同士の世代を超えた交流の場という面を重視しているスポーツです。競技人口の獲得のためには、各チームが校内でPRをしていくことも必要になってくると思いますが、
大会を通して目指していくべき目標について意見交換し、他校の問題は自校の問題と捉え、チーム間で足並みを揃えて「チーム作り」ができるような仕組みが必要なフェーズに来ているように感じます。
そのために、バレーボール委員会はどのような体制づくりをしたら良いのか...今後のPTAのスポーツ大会の未来を見据えて一人一人がどう動いたらいいのか...時代の移り変わりと共に強くしなやかに変容していきたいところです。今後も、「様々な現状」を鑑みつつ、担当校とは更に密な連携を取りながら、より良い大会づくりを目指していきたいと多摩区PTAは考えます。
多摩区PTA
小園
コメント